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栗の木テラス

DAY34-1 長野県小布施町 有名な成功事例のまちづくり 瞬間視察


「まちづくり」分野では、とっても有名な小布施町。実は、なぜ、そこまで小布施が有名なのか、恥ずかしながら今回訪問するまで調べたことがありませんでした。
栗の小径2
小布施町でもお話を聞きたかったのですが、滞在時間が限られていたため、アポとれず。ぶらりと一周歩いてきました。ただ、ここまで有名になると、webで色々情報がとれるので助かりますね。

以下、ピックアップした情報。

  • 昭和40年代、町の人口は落ち込みつつあったが、昭和50年代に北斎館が建設されたことをきっかけにまちづくり開始
  • 北斎館の周辺約1.6ha内に、栗菓子店、銀行、町の高井鴻山の屋敷、2件の民家があった。昭和57年に地権者の間で景観修繕事業の計画が始まり、総事業費8億円、補助金一切なしで工事が行われた。再開発法等によらない、民間主体のミニ開発。売買なし、全て土地の交換と賃貸によってなされている。住民も先祖代々の土地を売らずに済んで安心(北斎館周辺のコンパクトなエリアに残存していたかっこいい建物を寄せ集めて今の町並みになりました。)
  • 建築家のリーダーシップのもと「修景」という手法で景観づくりに取り組む。(修景:古い町並みを単に保存するのではなく、もとの景観に通じる要素を残し、まとまりのある新たな景観をつくっていくこと。)
  • 外はみんなのもの、内は自分たちののもの」という基本理念で、当事者全てが希望を叶えることを目指し、住民主体のまちづくりが行われている。

などなど。確かにすごいな〜。小布施堂

小さなエリア内だけれど、北斎館を中心に、周辺が小径でつながっていて、車を気にせずお散歩できる。「まち自体が博物館」と言われるけれど、それはちょっと違う気がします。だって、ちゃんと変化し続けている。重伝建地区を巡ってきたので、博物館的に扱われている町と、その素材を今に活かしている生きた町と。やっぱり違いを感じます。小布施は後者、しかもとても現代的な感性で、資源を活かしているしたたかさがあります。

栗の小径

商業主義的といえばそうかもしれない。つくり込まれ過ぎといえば、そうかもしれませんが、そこは好みかな。これが住民の方も望んだ姿だし、年間100万人以上もの方が訪問している。この小さなエリアに。すごいことです。枡一市村酒造外観

創業250年という、老舗の造り酒枡一市村酒造さんも、この通り。小布施にくれば、こんな風に変身しています。デザイナーさんにお願いしたというボトルもお洒落。「デザイン料が何パーセント乗っかっているんだろう…」と思いつつ、つい手が伸びてしまう素敵さです。酒蔵でお酒も楽しめるよう、奥にはバーカウンターもありますよ。一般小売りはしておらず、ここでしか買えない、ここでしか飲めない、というマーケティングもうまくいっているようです。店員さんもおもてなしに慣れていますので、気軽に立ち寄って大丈夫そうです。
枡一市村酒造内観

小布施といったら小布施ワイナリーさんが有名ですが、これは小布施のサンクゼールの店舗。突如現れたフランス!?と思いきや、意外に緑と、瓦、土壁風の外壁で景観を壊していないんです。意外と古いもの同士、相性がいいのかもしれない。これもまた、思わず中に入りたくなる素敵なお店(はいらなかったんだけど…)。

サンクゼール小布施

小布施は栗の生産が盛んで、栗菓子が町の全産業の精算額の1/4が栗関係。栗の木テラスにてモンブランと美味しい紅茶をいただきました。私たちが滞在したほんの30分くらいの間にも、若い女の人の一人旅のお客さんが、少なくとも3人はきました。感度の高い20〜30代の女性をターゲットに集客に成功すれば人は自然と集まるとは、よく聞くことですが、小布施はその成功例のようです。独身の男性諸君、彼女との小旅行先で悩んだらここは結構おすすめですよ(彼女が私のような相当のへそ曲がりでない限りは…)。

栗の木テラス

最後に、FBで情報をいただき、このあたりの名産という「ワッサー」なる果物(桃とネクタリンの間のような果物らしい)にチャレンジすべく、六次産業化センターへ。しかし、まだ少し時期が早いということで、今回は入手できずでした…。無念。湯本さんのワイナリーができたらまた立ち寄ろう。

 

【備忘】写真を撮り忘れちゃったけど、昨日宿泊したような、蔵リノベB&Bも発見!ここは3セクのア・ラ・小布施が運営しているそうで、設立の際は近隣の商業施設等に宿泊クーポンを買ってもらい、資金調達をしたそう。この手法、私も考えていたので、ぜひ、次回はこの話、聞いてみたい!!

【参考になったサイト】読んだ上で、ア・ラ・小布施で話を聞ければかなり勉強になるかと。


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