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缶風車

DAY58-1 重伝建・岡山県津山市津山城東地区 空き缶で出来た缶風車がまわる城下町


B級グルメ・ホルモンうどんを楽しみに訪問した、津山市城東地区。ここは2013年に「商家町」として重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)指定されたばかり。これからの修復・修景やまちづくりが期待される重伝建である。なお、ホルモンうどんは食べ逃した。

津山は、関が原の合戦後、東軍の勝利に大きく貢献した「裏切り」で有名な小早川秀秋の所領となった。しかし、子供なくして小早川氏がなくなってしまい、その後、森蘭丸(本能寺で死亡)の弟・森忠政が城主となった。そこで城下町(今の城東地区)の町割りの基礎が定められた。

かなり栄えていたらしく、今でも津山城はかなり立派な形で残っている。重伝建地区である城東地区も、ちょっと歯抜けであるものの、立派な建物が残っている。

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画像:津山瓦版

空き缶で出来た風車の里・津山市城東

城東地区は、東西に1.2キロ。隅から隅まで歩いて戻ると、結構な散歩である。津山城からはちょっと離れているので、その間は車移動をオススメします。

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こんな感じの城東地区メインストリート。ここで目立つのは、建物ではなく軒先のコレである。

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訪問前に必ず確認する、各地の噂サイト(chakuwiki:津山)でも「なぜか空き缶に切り込み入れてくるくる回るようにした物を軒先につるしているところ多し。武家屋敷の一つでやってる工作教室(?)で作れる。」と書いてあった、これ。このケースでは、かなり大量にぶらさがっている。

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シンプルさが際立つ、3段1列形式がこちら。

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拡大するとこんな感じである。空き缶の元々のデザインをフルに活かした、「もったいない」の精神に基づくアートであると言えよう。しばらく眺めていると、やや涼しげに感じてくるような気がする。独特のねじりが回転することで生み出す清涼感がウリだろうか。なお、勢い良く回転しても無音である。

などど考えていても不毛なので、Google先生に訪ねてみたところ、「あれは畑の鳥除け、虫除けのために作られたものが由来ではないでしょうか。反射する光と音で鳥や虫を遠ざけるのです。」という回答を発見した。しかし、どこの誰が何のために始めたのか、真相は闇の中である。

缶風車販売中

しばらく歩くと、お土産屋さんに「缶風車販売中」のポップが。ここでは缶風車が盛んに作られ、販売されているようだ。なお、「武家屋敷でつくることができる」という情報を確認しようと訪ね歩いたが、工房は発見できなかった。かつて内職に精を出したサムライたちの伝統が、今に息づいている城東である。

洋学資料館

津山市城東のまちなみ

なお、缶風車売店の近くには、洋学資料館という不思議な場所がありました。

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道沿いの缶風車を眺めながら歩く。

だんじり

津山の誇り、だんじりが見物できる津山展示会館。さらに、こちらのWEB・津山だんじり保存会館では人気投票や総覧ページまであって、津山人のだんじり愛を感じずにはいられない。

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オススメは、メインストリートの一本北側の道。商家の裏側にあたる部分です。こちらのほうが古びた家がきれいに残っているし、車通りが少ないので静かにあるけます。お寺がたくさんあるのも、この道の北側。

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落ち着いた町並み。

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最後に、こちらは津山城入り口近くからの城下町の眺め。城の麓にある「つやま自然のふしぎ館」はスルーしてしまったが、実は結構すごいところだった(
NAVERまとめ:動物からヒトまで!「つやま自然のふしぎ館が」凄かった!!)らしい。津山情報門の際は、ぜひ立ち寄ってみてください。珍奇動物・希少動物・人体臓器・化石など総数22,000点以上のお宝に出会えます。


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