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DAY74-3 全国唯一の「製蝋町」重伝建、愛媛県内子町・八日市護国を歩く


100を超える重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)のなかで、唯一「製蝋町(せいろうちょう)」に分類される愛媛県内子町(うちこちょう)、八日市護国(ようかいちごこく)。愛媛県のもうひとつの重伝建、西予市・宇和町卯之町(うわちょう・うのまち)から北上して、向かってみました。ふたつの重伝建は車で40分程度の距離なので、両方行ってみるのもおもしろいかも。

・DAY74-2 のんびり重伝建、愛媛県西予市・宇和町卯之町(うわちょう・うのまち)

全国モデルの「道の駅」に認定、フレッシュパークからりの実力

友人からの「内子町の重伝建の近くには、オススメの道の駅がある!」という情報をもとに、まずはちょっと腹ごしらえ。

フレッシュパークからり

フレッシュパークからりは平日にも関わらず、けっこうな混雑。ものすごく自然いっぱいで、横をすごく清らかな流れています。

フレッシュパークからり

ちょっと天気がわるくてわかりにくいけれど、とてもいいところ。

からりのハンバーガー

ものすごくハンバーガーがうまい、という情報をもとに食したものの、これはまぁまぁ。売店には地産の野菜やたくさんのみかんジュースが売られていました。

やたらと目立つ酢卵研究所

といったところで、本題の内子町・八日市護国です。僕らは南側に駐車して向かったんだけれど、途中でひときわ目立つお土産屋さん(?)に遭遇。

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愛媛にしばらくいると、オレンジ色のものはすべてみかんジュース、あるいはみかん系プロダクトにみえてくるのだけれど、これは「酢卵」というやつらしい。その名の通り、酢とタマゴからなる健康飲料とのこと。これを製造販売するのが森酢卵研究所という企業なのだが、この母体は明治26年創業の醸造所・森文という由緒正しい醸造所だそうです。黄門様に扮する所長の看板など、のっけから濃厚。

・森 酢卵研究所

学校帰りの子どもたちが景色になじむ、素敵なまちなみ

しかしながら、落ち着いたコンテンツもあるのが八日市護国であります。酢卵のちょっと奥に歩いて行くと、和ろうそく屋さんが。

大森和蝋燭屋

大森和蝋燭屋。創業200年を超えるそうです。外側だけでなく、内側も昔の商家の雰囲気を残しています。

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和ろうそくについて説明して頂く。

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いろんなサイズの和ろうそく。

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消すときは息を吹きかけたり、うちわであおいだりするのではなく、専用のろうそく消しで消すそうです。

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奥に進むと、和ろうそく職人さんがろうそくをつくっていました。なんとも手間暇がかかりそう。手で蝋を何重にも塗りつけています。

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ある程度の大きさになったらカット。

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櫨の実

和ろうそくの原料は「櫨の実(はぜのみ)」。これを細かく潰し、蒸して絞ったものが「木蝋」で、これが原料となります。

木蝋

竹串に和紙や燈心草(い草)で作った芯に、これを塗りこんでいきます。手作業でのこの作業を生掛け、あるいは手掛けというそう。

ちなみに、和ろうそくと洋ろうそく(普通の白いローソク)の主な違いは芯の素材で、洋蝋燭は木綿糸だそうです。和ろうそくは明るく、油煙やすすが少ない代わりに、芯が燃え残ってしまうので「芯切り」をしないといけないそうです。

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これも余談だけれど、大森屋をさらに北に進んでいくと、とある物産展の入り口に香ばしい手書きのプレートがあります。それによると、「八日市護国は製蝋町ではない」とのこと。正確には、製蝋町というよりは、商家町だったのだ、ということでしょうか。色んな解釈やら人間模様がかいま見えます。

昭和感あふれる八日市護国のまちなみ

ろうそくや酢卵のことばかり書いてきましたが、八日市護国の町並みは素晴らしい。無理に作った感もあまりなく、景観を大きく損なうような建物もありません。

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学校帰りの小学生を見ていると、なんとなく昭和感というか、ノスタルジックな気分に浸ること間違いなし。

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重厚な伝統的建造物。

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こちらも。

木蝋資料館

町並みの中程には、木蝋資料館があります。ここ上芳我邸もいわゆる木蝋生産工場で、最盛期には海外に輸出までしていたそうです。

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かなり大掛かりな設備で木蝋を生産していたことがわかります。

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のんびり歩いても楽しい内子町・八日市護国。おすすめ重伝建です~。


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