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DAY80 山中にひっそり佇む肥前鍋島藩の御用窯、佐賀県伊万里市「大川内山」


日本の磁器発祥の地・有田を訪問した後は、鍋島藩の御用窯であった大河内山(おおかわちやま)へ。

日本ではじめて磁器を製造したまち―重伝建地区・佐賀県有田町

鍋島藩御用達の窯、大河内山

御用窯とは、鍋島藩御用達の窯であったということ。殿さまに献上する、あるいは殿さまが幕府など当時のお偉い方々に献上する品を作っていたわけで、その大切な技術は門外不出とされていました。腕の良い職人が集められ、絶対に技術が漏洩しないよう、大河内山に住み、日々献上品をつくっていたそうな。

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なので、有田とは町並みもかなり違います。有田がどちらかというと商家町のように、ずらーっと家が立ち並んでいるのに比べ、大川内山はその名の通り山の中のくねくね道のそこかしこに窯がひっそり隠れている感じ。その点、美しい村連合の東峰村にちょっと似ている。

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案内看板も磁器製。なんとなく町のイメージが伝わるでしょうか。

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くねくね坂道のそこかしこに、ひっそり佇む窯

車がじゃんじゃん通るわけでもなく、長距離続いているわけでもないので、散歩するには大河内山のほうが向いているかも。さすが御用窯というだけあって、ちょっと敷居の高い感じのお店が多いですが、入ってみると美しい陶磁器がたくさん並んでおります。

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磁器とひとくちに言っても、いろんな色があります。

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なんとも言えない透明感をもった磁器。陶器ばかり鑑賞していた(?)当時の大名にはたまらない質感と色みだったのでしょうね。

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商談がはかどると、お茶をだしてくれたり。もちろん湯のみはそのお店の青磁です。

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花が咲いているような不思議な模様。お茶とお菓子が美味しかったのと色合いに惹かれ、勢い余ってこのタイプの青磁茶碗(使いみちは特にない・・)を購入。

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ところどころに煙突があるまちなみ。ここ大河内山には、いまでも30の窯があるそうです。鍋島藩によって御用窯がつくられた当初、「御細工人」とよばれた職人は31人いたそう。いまでも小規模で伝統を維持する大河内山。佐賀県は伊万里、有田を旅する際には、ぜひ立ち寄ってみては。(こ)


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