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どんが汁

温泉施設で食した、秋田県・東成瀬村に伝わるマタギの汁「どんが汁」がわりと普通だった。


秋田県・東成瀬村の産直の味わい深い陳列棚で発見した「どんが汁」と名のついたレトルト的パック。汁物ハンターとして試さずにはいられないと思いながらも、同産直が提供する脅威のトマトバーガーに感動しすぎてすっかりそのことは忘れていた。しかし、よほど汁物に縁があるとみえ、その後出向いた温泉で再び再開。やや混みあう食堂で恐縮しつつも、お昼時にすかさず「どんが汁」をひとつだけ注文する。

どんが汁

これが「どんが汁」だ。名前のわりに見た目は上品な味噌汁といった雰囲気。

やや白味噌に近い合わせ味噌をといた味噌汁に、スペアリブが入っている。汁は美味かった。しかしながら、東成瀬村商工会による以下の説明が醸す野趣あふれる味わいは皆無だ。ぜひいつか、熊肉を豪快に放り込んだホンモノのマタギどんが汁を味わってみたい。

どんがとは胴柄が転じてどんがになったもの。言い伝えによるとマタギが狩猟の獲物の胴柄部分をぶつ切りにしてダイコンと一緒に鍋に入れ、味噌仕立てにした豪快な料理で、古くから地元で愛されている郷土料理。味の奥深さがたまらない。

若返りまんじゅう

温泉付近で購入した「若返りまんじゅう」なるもの

なお、素晴らしい営業につられて「若返りまんじゅう」を食した。

「若返りまんじゅうは皮に吉野葛をふんだんに使いしっとりとした餅のような口当たり、のど越しに仕上げてあります。冷やすことでその食感はより一層に増します。」
秋田ずらり

ということだが、まったく普通のまんじゅうのようだった。常温で食したのがいけなかったのかもしれない。また、「若返り」にあまり根拠がなさそうなところも趣がある。(こ)

・どんが汁が食べられるお宿のリスト(東成瀬村商工会)


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