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ニポポ

DAY14 日本最北端から最東端への旅、興部町にて牛乳の新境地&網走でソーシャルなお買い物ニポポ人形


ルート北海道の日の出は早い。確かに、地球的に考えれば緯度が高いと白夜があるくらいだから、本州に比べて夜がちょっとだけ短いわけです。そして日本の東の橋であるため、日本全国同じ時計で動くとなると、日の出が最も早くなります。最北端の日の出は何と3:50…。ちょっと寝坊して、4時半頃起き。最北端の日本最北端の稚内から、最東端の知床まで向かいました。これまた450km程の途方もない道のり。

宗谷岬日の出にはちょっと間に合いませんでしたが最北端、宗谷岬での日の出

寄り道1:興部町(おこっぺ)
ながーい道中、2つより道をしました。1つ目は興部町(おこっぺ)。北海道ツウの方々から何度か聞いていたこの町の名前。カワイイので覚えていて、ふらりと立ち寄り。気候が厳しいこの地域では、農業より酪農が盛んだそうで。詳しい経緯はわかりませんが、こだわりの循環型農法とやらで、有機牛乳を生産している農園2つにお邪魔しました。
のびのび牧場の牛
冨田ファーム
とんがり屋根のかわいい小屋が店舗の、冨田ファーム。店員さんも、ハイジのようなお洋服で、お店にぴったり。しかし、聞けば、ものすごく情熱をもった教育者。ノースプレインファームが手がけていたフリースクール(現在は生徒がいないそう)の立ち上げに関わられた方でした!
冨田ファーム
天皇が北海道を訪問した際、ご指名買いしたというチーズ「北の大地」、生キャラメル、無添加ヨーグルト、ソフトクリームなどなど、いっぱい買い込んだのですが、なんといっても、驚いたのが、有機牛乳!!!そのままチーズを飲んでいるかのごとき濃厚さ。そして、後味に残る、牛乳の甘味。今まで飲んでいた牛乳は、なんだったんだ?!むしろ、どういう処理をすると、こんなおいしいものが、あんなに薄っぺらい味になるのか!?と疑う程。これは取り寄せてでも飲みたいくらいおいしい!みなさん、立ち寄ったらぜひ、これ飲んでください。
香しずく
秘訣は牧草にあるそう。循環型農法とは、牛が牧草を食べ、排泄物を肥料とし、またその肥料を牧草に与え、牧草が育つという循環のこと。そのプロセスに全く化学肥料や飼料、農薬を加えずつくりだすと、こんなにおいしくなるそうです。

ノースプレインファーム
元祖生キャラメルで有名なノースプレインファームにも立寄り。こちらも昭和9年に入植した、お父様の代から酪農を開始、長年循環農法を取り入れているため、牧草がJAS認定(有機野菜の認定)を取得しています。「グルメ志向の人は安全性を犠牲にし、健康思考・食の安全を考えると味を犠牲にしていませんか?」との問いにギクリ。そこで、「安全で且つ、おいしいものをつくりたい」というのがノースプレインファームの目標。
ノースプレインファーム
こちらでも、チーズ、ヨーグルト、生キャラメル、ソフトクリーム、それに牛乳を購入。うーむ、甲乙つけがたし。こちらの牛乳も信じられない程おいしい。強いて言えば、こちらの方がさらりとして飲みやすいだろうか。

ノースプレインファームさんで印象的だったのは、働いているみなさんがとても親切だったこと。裏手にある牧場をうろついていると、「牛は今の時間あっちにいますよ~」とか「見てってくださいね~」と、声をかけてくださる。気持ちよい牧場。
子牛と
寄り道2:網走の青いカレー
カレー好きな私たちが、邪道なカレーに金を払うのはいかがなものか…と、逡巡し車と食堂を3往復ほどした末、やはり食べてみることに決めた「流氷カレー」。網走は流氷で有名な町なので、それにちなんで、青いカレーに白いソースのお肉が浮かんでいるというもの。

味はクリームシチューといったところ。スパイスが殆ど効いていない。それを、乾いて半分くらいカリカリになってしまったナンにつけて食べる。ちょっと薄味過ぎるだろうよ…。それより問題は温度。ぬるい。流氷カレーだから意識してのことなのか…ならば、凍っていなかっただけよいとしよう。

流氷カレー青色はクチナシとスピルリナの天然成分でできているのだとか。確かに少しくすんでいる。

実はソーシャルインクルージョン老舗の町、網走
かつて、重罪の人が送られたという網走監獄。現在は、日本で唯一監獄博物館となっています。そこで、当時、囚人の仕事として考案された「ニポポ人形」づくり。アイヌの幸福の神様をモデルにした木彫りのこけし風の民芸品です。

網走に寄るからには、その歴史的背景とユニークな名前の人形を購入しよう…と、お土産物屋さんに行くと、なんと、ニポポ人形は、未だに網走刑務所の受刑者の方につくられているとのこと!更に、現在では市内のラーメン屋さんのどんぶり等も彼らが制作しているらしい。町を上げての受刑者社会復帰対策の歴史は長い。

ニポポニポポには、私たちのMPVバックミラー上部に、安全運転を祈願し、鎮座していただくこととなりました。

 


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