© coinaca/コイナカ All rights reserved.

ラベンダー畑で

DAY19 美しい村連合・北海道美瑛(+富良野)前編:ラベンダー真っ盛りで大人気のファーム冨田と、とみたメロンハウス?


北海道の美しい村加盟村は全部で6つ。その最後を飾るのが美瑛町だ。美瑛町は、美しい村発祥の地であり、南側の富良野と併せて、既に一大観光スポットともなっている。うっかり、曜日感覚を失っていた私たちは、土曜日に富良野・美瑛INするという大失態をおかしてしまった…。

富良野はラベンダーと映画ロケの町、美瑛はパッチワークの丘
富良野は北の国からの舞台として一躍有名になった町でおなじみだろう。現在ではラベンダーの町として有名。美瑛町は写真家の前田真三氏が美瑛に魅せられ、その作品がJRのポスターに使われたことをきっかけにブレイク。色とりどりの作物を育てるパッチワークの丘が有名な町だ。あまりにも有名な美瑛・富良野、今更私が紹介し直すまでもないが、記録までに立ち寄ったスポットを記しておきます。

ラベンダー畑
富良野1:麓郷(ろくごう)エリア
「北の国から」をはじめ、富良野は多くの映画のロケ地となっている。「優しい時間」、「風のガーデン」等撮影で使われたセットがそのまま残るのが富良野の麓郷エリア。私はどの映画も見たことがないので、全く実感湧かずだが、映画を実体験でき、ファンにとってはたまらないであろう。セット内は見れなくても、周りの森を散歩できれば…と思って朝8時くらいに立ち寄ったが、入り口にチェーンがかかっているので、外側からの確認だけして終了。はりきりすぎました。

富良野2:ファーム冨田
富良野といったらラベンダー!というのは、富良野と言ったらファーム冨田!といっているのと、ほぼ同意である。富良野にはいったら、周りが一色ラベンダー色に染まるというわけではないので注意。ラベンダーはファーム冨田と、そのサテライト的な位置づけのラベンダー・イーストに行って、初めてみられるものである。

ファーム冨田1
開園20分後くらいに到着したのだが、もう車がほぼ満車。すごい人気である。ファーム冨田内は5~6個の区画に別れており、それぞれ趣の違った花畑が美しい。ゆっくり、全部歩いて回っても1時間くらいだろうか。車の数は多かったが、ラベンダー園は広々としているので、圧迫感を感じる程には混んでいなかった。

ラベンダー園の中に、いくつか小さな小屋があり、そのひとつでラベンダーの花から精油を抽出しているのが見られる。15kgの花からたった100mlしか抽出できない希少なものだ。とれたてのハーブウォーター(蒸留するときにできる芳香水)も、その場で瓶詰めして販売している。現在では輸入ものの精油が殆ど。富良野ではもっと多くのラベンダー園があったらしいが、国産ではコストが見合わず、みな廃業してしまったのだとか。冨田ファームはそれでもこだわってつくり続けていたところ、観光で脚光を浴びるようになったのだそう。
抽出工程
実は、ラベンダーって、なんだかケミカルっぽくてあまり好きな香りではなかった。しかし、冨田ファームでつくっている精油は、私でもわかる程、花の香りが広がる。精油のことには全く詳しくないが、きっと国産のものは質がよいのだろう。それなのに、輸入ものと大差ない価格で販売しているのには、胸が痛む。正当な価値のものが、価格競争に陥らず、もう少し正当に認められるといいと思う。

ラベンダー畑で
ラベンダー・イーストは冨田ファームから車で5分くらい西にいったところ。こちらは観光農園というよりは、製品として花を育てている雰囲気。私たちが訪問したときは、ちょうと遠くで借り入れ作業をしていた。スタッフは老若男女、みなラベンダー色のユニフォームを着ているのですぐにわかる。この統一感もいい。観光客の数にげんなりしてしまう、という人は、ラベンダーイーストが穴場。こちらにもゆっくりできるカフェが併設されている。

ラベンダーイーストこちらでは後ろに見えてるバスでラベンダー畑を一周できる!乗らなかったけど。。。

富良野3:ラベンダーだけじゃなくって、とみたメロンハウス?
冨田さん、とても良心的で、なんと駐車場もラベンダー園自体も完全無料。あわせて、隣に新しくできたのであろうか、「とみたメロンハウス」という施設があった。名前は似ているが、関係はないようだ。「とみたメロンハウス」の方では、その名の通り、メロンを大量に販売しており、メロンパンやメロンアイス等、メロングッズも豊富だ。広大な飲食スペースも設置してあり、空にはメロンのバルーンが浮かぶ。

ラベンダー園に浮かぶメロンバルーン…。本家、ファーム冨田さんはどう思っているのだろうか。関係が気になるところであった。

とみたメロン

>>後編:美しい村連合発祥の地 美瑛 美しさゆえの人の多さが悩ましい につづく

美瑛町データ

【ご注意】情報は日本一周をした2014年時点のものなので、掲載している施設やお店、温泉等に行く前には必ずお電話してからご訪問ください。もし、情報が古くなっていることがありましたら、ご連絡いただければ幸いです。すぐに修正させていただきます。


キーワード,



関連記事

落合ダム

DAY12 美しい村連合・北海道赤井川村(1) 小売店ゼロの村(?)で暇を持て余していたら

人口約1,200人。美しい村連合加盟村の中でも小さなこの村。美しい村認定理由は「カルデラ」と「農業」。これって、日本中、どこにでもあるよね?…

喜界島

DAY98 美しい村連合・鹿児島県 喜界島【前編】ノロ信仰、風葬、数々の民話、分断政治…隆起珊瑚でできた島で極上民俗ツアーを楽しむ

喜界島は奄美群島のうちのひとつ。鹿児島からはフェリーか飛行機の2ルートがある。しかし、今年は10月に入ってから季節外れの台風18号、19号が…

田尻家

DAY56 美しい村連合・兵庫県香美町小代地区 99.9%の国産黒毛和牛はここから生まれた!和牛のふる里の人々は温かく親切だった 

美しい村連合 兵庫県 香美町小代(おじろ)地区。ここは珍しく、地域自治区単位で連合に加盟している。2005年の3町合併(美方町、村岡町、香住…

メジカの刺し身

DAY73 重文景観・高知県中土佐町の久礼大正町市場でメジカを食す(夏季限定)

高知(土佐)といえば、たんまりと薬味がのったカツオのタタキであるが、少し足を伸ばした中土佐町でちょっと変わった魚が食べられると聞き、足を伸ば…

藤原さんと2

DAY29-2 美しい村連合・長野県南木曽町 町並み保存のパイオニア妻籠宿で学ぶ

長野県南木曽町(なぎそまち)にある妻籠宿は中山道の42番目の宿場として栄えた町。そしてここは、南木曽町が美しい村連合に加盟するはるか昔から、…

ページ上部へ戻る