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六ヶ所村

DAY8 青森県・下北半島不思議ツアー 六ヶ所村・恐山・尻屋崎


せっかく本州最北端の大間崎からフェリーで函館へ入るので、ついでに下北半島をぐるっとしてきました。この半島にはそうそうくることはないと思うので…。

六ヶ所村訪問

まずは六ヶ所村。原子燃料サイクル施設があることで有名な場所だが、なんとなく「核」関連であることと、ホラー小説の「八つ墓村」と重なり、暗いイメージを持っているのは私だけだろうか。そのイメージに反して、実際の六ヶ所村は、明るく開けていた。平で低い土地なのか、湿地にきれいな沼がいくつかある。

六ヶ所村の沼しかし、野原の鉄格子の向こうには、石油の備蓄庫がずらっと並ぶのが見える。丘には風力発電の風車がクリーンなイメージを演出しているようで、逆に、なんだか明るさが空恐ろしくなる。

石油備蓄庫町の道路には大型バスが、なぜかたくさん走っている。いぶかしく思っていると、どうやら通勤時間帯にあたったようだ。スクールバスのように、各団地の入り口から人々が黙々とバスに吸い込まれていく。ちょっと異様な光景だ。企業城下町とは、どこもこういう感じなのだろうか。

職員バスせっかくなので、核燃料サイクルなるものについて学んでみよう。PRセンターなる施設に行ってみる。核をわかりやすく、楽しく学ぼう!という意図の研修施設で、展示は手が込んでおり、ゲーミフィケーションが図られている一角も。が、ゲームのルールが複雑過ぎて…。かように、楽しげではあるものの総じて、ものすごくハイレベルな前提知識を要する展示であった

PRセンターゲーム
いよいよ霊場恐山
恐山。名前からして怖い。ちなみに恐山は地名であって、登山をするわけではない(え。知ってる?)。恐山入口霊場恐山に入る前に、まず三途の川を渡る。生物が生息できない程、硫黄分を含む水なのだろうか?川底まで澄み切った川だ。それはそうと、このあたりから、急に激しい頭痛に見舞われる。内側から痛むというより、気圧の違いのような外的要因による痛みという感じ。むむむ、さすが恐山(たぶんただの脱水症状)。

三途の川恐山で思い浮かべるのはイタコとこの風車。ごく普通の日に行ったので、イタコはいなかったが、それほど風もないのに、この風車のカタカタカタカタという音だけがあたりに、静かに響いている。不思議なのは、この風車、売店に売っているわけでもないのだ。どこから誰がもってくるのだろう。

恐山地面のあちこちから蒸気がでて、岩肌がグツグツと細かく沸騰しているように見えるところもある。これを最初に発見した人は地獄だと思っただろうなぁ…。恐山といえば、ゴツゴツの岩を想起しがちだが、実はすぐ横に湖がある。色々な成分が流れ込んでいるからか、湖が黄色や緑の不思議な色の湖で、すごく奇麗だった。

恐山の湖恐山には境内に4つ温泉小屋がつったっている。3つが男湯、1つが女湯(なぜ2:2ではないのか。理由はわからない)。辺り一帯が硫黄臭なくらいだから、硫黄泉だが、意外と清潔でよいお湯でした。おすすめ!(熱いので水を足して入った方がいいです!)

恐山温泉
尻屋崎のお馬さんたち
斧のような形の下北半島。明日の朝は斧の先っぽの最北端大間崎からフェリーにのるので、斧のもう一方の隅っこ、尻屋崎にも行ってみた。

尻屋崎尻屋崎には、日本には珍しくなってしまった野生の馬が生息するため、先端10kmほどのところにゲートがあり、出入り時間が管理されている。日本の先っぽってこんな風になってるんだなー。

尻屋崎道産子じゃないらしいけど、足がちょっと短い寒立馬(かんだちめ)

尻屋崎2あんまり人を怖がらない。のんびりしている。

大間の夕日とまぐろ
本州最東端の尻屋崎から最北端の大間崎を目指し
て夕日ドライブ。対岸には北海道がすぐそこに見える!

大間の夕日大間といったらマグロが有名。ということで、今晩はスーパーでマグロを買って、ご飯を炊こう!と張り切って地元スーパーをはしご。しかし、マグロはインドネシア産…。あれれ…。

インドネシア産のマグロ大間は裏びれた漁村。夜は真っ暗になってしまう。唯一ネットで発見したお店も、今日はたまたま貸し切りで運がない…仕方なく、そこらで唯一空いていた「舟寿司」さんへ。これが、ものすごい当たりでした!!!言葉は60%くらいしか理解できた気がしないけれど、ものすごい気のいいオヤジさんで、日本一周していると言うと、めずらしい地元の料理を色々サービスしてくれた。もちろんお寿司もおいしい。ここ、大間の隠れた名店です。大間の夜、困ったら「舟寿司」へ。

舟寿司気づけばすっかり頭痛も止んでいた。単にお腹が減っていただけなのか、はたまた恐山パワーだったのか。いろいろ不思議なものを見た一日だった。明日は朝イチで本州脱出だー!!

 


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